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橋下大阪市長に異議あり!! 6・25集会

「公務員たたき」と「市民むけサービス削減」を許さない(6月19日付け)

6月25日(月)、大阪市立中央公会堂で連合大阪法曹団など法律家8団体が主催する「橋下大阪市長異議あり!!」集会が行われます。

■市民むけサービスの大幅カット!?

 市民向け予算488億円を大幅カットする「市政改革プラン(素案)」では、男女共同参画センター(クレオ)は廃止、保育料は負担増、敬老パスは自己負担化、大阪市音楽団は廃止、文楽協会などの文化予算も大幅削減など、生活に直結する施策が大幅に廃止・縮小されてしまいます。

■「公務員」は「労働者」ではないの?

 橋下大阪市長は、就任後半年で相対評価、幹部職員の一律公募、職務命令5回違反で免職など市長の命令を絶対とする「職員基本条例」を成立させました。また、一般市民との会話まで調査する「思想調査アンケート」では、大阪府労働委員会から「違法のおそれ」を勧告されました。「ワーキングプア」に近い低賃金の職員にも降りかかる給料カットによって生活不安が増しています。橋下市長は「公務員はルールを守って当然」といいますが、公務員も人間であり労働者です。人格と権利が尊重されるべきです。

■市民も公務員も手をつなごう

 同時に成立させた「教育基本条例」により、学校は共通テストの点数で格差・序列化がすすみます。定員割れの学校は統廃合へ。逆に進学校には多大な予算を投入しています。

 教職員・公務員は徹底した人事評価で競争させられ、つねに処分や免職を恐れてしまいます。

 予算編成において、橋下市長は「えこひいき予算」を公言。市民や地域団体にまで「成果のあるところに予算を配分する」と競争をあおっています。こうした動きを止めるため、市民と公務員が手をつなぎましょう。

労働組合の立場を超えて、集まりましょう

 大阪市の職員労働組合は、大阪自治労連加盟の大阪市労組のほか、自治労大阪・大交・水労など複数があり、それぞれの立場で活動してきました。今回の集会では「住民の皆さんに喜ばれる仕事をしたい」、「公務員としての誇りと生活を守りたい」、「多くの市民に実情を知ってほしい」という思いを一つに、各労組が参加・協力することになりました。ともに働く仲間として、力を合わせ、声を上げていきましょう。

6月25日(月)18時30分~(開場18時)

大阪市立中央公会堂(中之島)大ホール

講演 宮里邦雄さん 弁護士(日本労働弁護団会長)

○本庁よりバス出ます 18時15分出発

 申込は書記局までお願いします。