自治労連現地対策本部 ボランティア受入れ協議も(4月15日付け)
7日の余震で岩手県内では停電が続き、盛岡市内もほの暗い8日、現地対策本部は、書記局機能回復のため要望のあった、「パソコン、車、携帯電話、文房具」などを届けました。
そして、大船渡市・陸前高田市と釜石市・大槌町・山田町の2コースに分かれて、刻々と変化する現地の状況を踏まえた要望の聴取・今後のボランティア受入について協議にはいりました。
【大船渡市】
停電のため市役所には所々にロウソクが置かれ、そのなかを総務部に向かい、当局から要請のあったコピー用紙を総務部長に手渡しました。
【陸前高田市】
完成したばかりの仮庁舎内は、ブースが細かく分かれ使用しにくく、駐車場も少なく、道路片面は車がまだ埋まっている状態。職員は最初の焦燥感からは抜け出し、職場や避難所で奮闘しており、いい表情に変化はしている様子はあるものの、かなり痩せたとの声も聞かれました。多くの職員は避難所から通っており、みんな自治労連から送った作業衣姿です。陸前高田で一番大きい第1中学校の校庭で既に仮設住宅が建っており、入居抽選が行なわれました。
【山田町】
山田町では、庁舎内に仮設の書記局が設置され、物資を預けました。
【大槌町】
大槌町では、今のところ足がかりもなく、書記(自身も、自宅流失)の自家用車に物資を預けました。
【釜石市】
釜石市では、書記次長の職場を尋ね、物資は、贈呈した車の中に預かってもらいました。