堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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春闘駆けまわり記

3・15大阪総行動(3月21日付け)  

 3月15日、全労連・国民春闘共闘全国統一行動が取り組まれ、大阪でも「大阪総行動」として、多彩な宣伝が取り組まれました。

 私は、14時ごろ大阪市役所横で開催された大阪春闘総決起集会から参加。会場となった女神像前広場には、各団体ののぼりがはためいています。集会後は、800人以上の方々とデモ行進。「橋下市長は思想調査データを廃棄せよ」「教育基本条例案反対」「労働者の賃金と雇用を守れ」と唱和しながら御堂筋を南に向かいます。デモ行進では、いつもは通れない車道を歩くので、なんだか解放感があります。

 次は中崎町梅田センタービルにあるダイキン工業本社前へ。ダイキン工業は「偽装請負」を大阪労働局に指導された際、当該労働者に2年6ヶ月の有期雇用契約を強要。一昨年8月に雇用期間満了を理由に203人を解雇しながら、新たに240人を雇いました。解雇された方のなかには、20年近くダイキン工業で働いてこられた方もおられ、うち4人が雇用継続を求めて労働組合を結成し、提訴しています。行動では、多くの方が行き交うビル前の路上に立ち、宣伝カーから訴え。最後に「ダイキン工業は雇用を守り、社会的責任を果たせ」とシュプレヒコール

 行動後は、大阪市役所地下一階にある大阪市労組を表敬訪問。市労組はこれまで、庁内では少数組合ながら、市民とともに大阪市を取り巻くさまざまな問題改善を訴えてきた労働組合です。不当な退去要求に、き然と対応している市労組の現状を知ったのち、大阪市役所横での大阪市労組激励集会に参加しました。集会では、さまざまな民間労組や大阪労連から「職員を大切にしない市長は、市民も大事にしない」「橋下市長への抗議アピールが全国400労組以上から届いている」などと訴えがありました。最後は、巨大な大阪市役所に向かってシュプレヒコール。「橋下市長は職員と市民に謝罪せよ」と、退庁する職員を励ましました。