堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

堺市職労(堺市職員労働組合)ブログです。

新聞各紙「条例案」激論を報道

学習決起集会に参加し、問題の核心をつかもう

 大阪府橋下知事が率いる大阪維新の会が、9月議会に提出する「職員基本条例案」と「教育基本条例案」について、16日午後に開かれた、同会の府議と、府・府教育委幹部との意見交換会の様子が、新聞各紙で一斉に報道されています。

 各紙は「維新と大阪府幹部 平行線」(毎日)「維新

・職員5%に『最低』 府・根拠が分らない」(朝日)「府職員・実態踏まえてない 維新・ルール化必要ある」(産経)「やる気を失わせる 府民感覚に沿った」(読売)「維新・やる気を刺激 府幹部・機械的な評価」(日経)と見出しをつけ、激しい応酬と双方の主張が真っ向から対立したことを伝えています。

 職員基本条例案では、「人事評価に相対評価を採用して職員の5%を最低ランクとし、2回連続で“最低”をつけられると分限免職の検討対象」や「同一職務命令に3回違反すれば分限免職」という規定に府幹部の批判が集中し、主な論点として取り上げられています。

 報道によると、府幹部は「5%の根拠が分らない、上司がD評価を5%もつけられない場合もある」「違反による公務への支障の度合いを考慮せず、一律に処分するのは不平等」などと主張したとされています。

 このように本条例案をめぐり府幹部からも意見や議論が噴出してます。そのなか28日に「職員基本条例」撤回をめざす学習決起集会(19時~、エルおおさか、弁護士・城塚健之さん講演、バスで送迎)を開催します。問題の核心をつかみ、行動につなげるため、積極的な参加をお願いします。