堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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第82回堺メーデー

東日本大震災被災者支援・復興支援第82回堺メーデーに1000人

ときおり強く雨が降る中開催された今年のメーデーは、3月に発生した「東日本大震災」での犠牲者への黙とうから始まりました。

 開会あいさつで今田堺労連議長(堺市職労副委員長)は「地震津波による甚大な被害とあわせて、今回の震災は原発の問題が極めて大きい。『安全神話』によりかかり、その利用を推進してきたことに起因する、明らかな人災。今こそ原発依存のエネルギー政策見直しの世論をつくっていこう」と力強く訴えました。

 前日に帰阪したばかりの池尾書記次長が、自治労連ボランティアでの現地・陸前高田の状況を報告。「支援する人もされる人も、みんなが『ありがとう』という言葉でつながっていた。今私たちができることは、日本全国で元気を出して暮らしていくことではないか」と呼びかけました。

 「メーデー宣言」では、政府・財界が震災復興を口実にゼネコン本位の大規模開発への回帰、消費税増税などをねらっていることを指摘し、「大震災復興を名目にした、労働者・国民の生活の切り崩しを許さず、被災者・被災地本位、労働者・住民要求にもとづく震災復興を求める国民共同のたたかいを強めましょう」と呼びかけ、参加者全体で確認しました。

 このメーデー成功を機に、あらためて働くものの団結と連帯を固め、諸要求実現にむけて統一した力を発揮していきましょう。