―日本の技術を世界に向けて―
八内刃物製作所の挑戦(4月16日付)
5月18日(金)18時30分から、14回目となる「さかい未来づくりサロン」が開催されます。
今回は、八内刃物製作所三代目の八内剛志さんをゲストスピーカーにお迎えしてお話を伺います。
八内さんは、堺の伝統産業である刃物産業を家業とする家に生まれ、南海電気鉄道株式会社でつとめた後、八内刃物製作所に入り、三代目として刃物を世界に広く発信していくために様々な取り組みを行っておられます。
刃物を世界に発信
デザイナーとともに開発した「コンパクト和包丁YAUCHI」はレクサスやⅰPhoneなどと並んで「デザイン界のオスカー」とも呼ばれる「ドイツiFプロダクトデザインアワード」を受賞しました。また、インバウンド観光客などが気軽に見学できる自社工房を開設したり、刃物のオーダーメイドやインターネット販売を行ったりと活動の幅を広げておられます。
今回は、八内さんが刃物業界に転身された理由から今後の展望まで、幅広くお話いただきます。
前回は「スピニングミル」小野晃蔵さん
前回のゲストは、紀州街道沿いの明治時代の建物を「SPinniNG MiLL」として、スタジオ兼イベントスペースに生まれ変わらせたフォトグラファーの小野晃蔵さんから「まちをよくするには住んでいる人が面白くすること」「面白いことをやらかしたら人も寄ってきてくれる」との熱いお話をお伺いしました。
自由に集い、交流するプラットフォーム
さかい未来づくりサロンは、堺に住み、働き、学ぶ人たち、まちづくりに関心のある人たちが、住民、民間、行政などの立場を越えて集い、「堺の未来をともにつくっていく」ことを目的に「地域づくり」「仕事」「生き方」をメインテーマに語りあい交流するプラットフォームです。
毎回様々な分野の専門家や実践者を講師に迎えるセミナーとその後の交流会は、民間、公務ほぼ半々の参加で、さまざまな職種や業種の人たちと交流できる場です。
また年1回、まちづくり先進事例の現地視察も行います。
5月18日は、是非お気軽にご参加ください。(組合員は無料、未加入者は参加協力費500円)