堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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緑の島に基地はいらない㊦

11月17日付

文化のお話で少々息抜きを。沖縄と言えばシーサー。では、次のなかでシーサーと同じ源流から生まれたものは?①獅子舞、②スフィンクス、③狛犬(こまいぬ)。答えは、全部。メソポタミア文明から獅子文化が、シルクロードを通って、中国から琉球、日本へと渡っていった。

 ヤンバルクイナは飛べない鳥。なぜ、沖縄だけで繁殖できたか?答えは、天敵(犬や猫)がいなかったから。では、なぜ犬や猫が住めなかったか?答えは、島の面積が狭くて、大型獣が生きていくのに適さなかったから。

 沖縄の名字での小噺。3人組の男女が警察に止められ質問されました。

警察「運転手、名前は?」、男A「はい、うんてん(運天)です」。

警察「ふざけないで。助手席のあんたは?」、女B「おんな(恩納)です」。

警察「じゃあ後ろのあんた、ちゃんと名前言って」

男C「なかま(仲間)です」。

 三日目は未来に向かって。嘉手納基地は、空軍基地として東洋一の規模。朝夕の戦闘機の爆音、昨年300回にも。金井さんの話を聞いている最中にも、エンジン調整で会話ができない轟音が。

 最後に、琉球新報社の資料館を見学し、記者の玉城さんから講義を受けました。「私たちの先輩は、かつて沖縄戦那覇が陥落した時、『被害はわずか也』と嘘の報道をした。もっと早く冷静な判断ができたのでは、命を失わずに済んだのでは、という自責の念がある。権力を疑い、批判的な立場で報道する原点がそこにある」。

 重たい課題が多かったですが、でも、時に陽気に、不屈にたたかう沖縄の人たちと固く連帯した3日間でした。