堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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「大阪都構想で南区はどうなる?」南区のつどいを開催

会場いっぱい70名の市民が参加

(6月13日付)

 5月27日、栂文化会館で「大阪都構想から堺市を守る 自由と自治・堺の会」主催で南区のつどいが行われました。

 冒頭、八田忠敬さんが主催者を代表してあいさつし、与謝野晶子が著書『私の生ひ立ち』で触れた松茸狩りは、上神谷・美木多地域を訪れた際のエピソードと言われており、松茸などが豊富に採れたことなど自然豊かな地域の様子を描いていることを紹介されました。

 このつどいの講演では郷土史家の桧本多加三さんが南区の成り立ちを古代、中世、近代に分け紹介。あふれる郷土愛を45分の講演に収め、語られました。

 西上孔雄さんは「泉北ほっとけないネットワーク」の活動を紹介。南区の高齢率は20%程度と平均的な数字ではあるが、再開発がすすんだ駅前区域に若年人口の流入がある一方、駅から離れた区域、たとえば槇塚台では高齢率は35%程度であり、こうした現状の中、行政、地元自治会と勉強会を積み重ねながら具体化をはかってきた独居高齢者などの支援活動を紹介されました。

 「美木多の自然を守りまちづくりを考える会」の小林孝三さんは美木多で住宅地開発計画が浮上してきたことをきっかけにして発足した会の活動と歴史を紹介されました。

 参加者の発言では、泉北高速鉄道の値下げを求める取組みが紹介されました。

 会場いっぱいの70名が参加し、我が街「南区」を楽しく語り合った充実したつどいでした。