堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

堺市職労(堺市職員労働組合)ブログです。

組合員のみなさんへ新年のごあいさつ

1月4日付

 新年明けましておめでとうございます。

 2013年、皆様はどんなお正月を迎えられましたでしょうか。

 昨年は激動の情勢のなか、多くの組合員の皆様に大きなご協力をいただきありがとうございました。

 さて、年末の賃金確定闘争は、当局からの給与削減提案に係る交渉を行い、当局自身「十分説明できていない」として12月議会での上程を見送り、継続協議となりました。引き続き、職場体制の改善などの課題と併せて職場世論を背景に運動をすすめる必要があります。

 また、昨年末に行われた総選挙では、前回総選挙で国民の期待を集めて政権交代した民主党の公約破りに厳しい審判が下されました。一方で、「国防軍創設」や憲法9条改正などを主張する勢力が多数を占め、労働市場の流動化・最賃制度改革を主張する勢力が一定の議席を得るなど、日本政治全体が新自由主義化、右傾化する流れは看過できません。

 労働組合としての平和・民主主義を守る運動や官民一体の「働くルール」を守らせる運動の強化がますます必要です。

 昨年、竹山市長も「政令市・堺を分割する民意はない」と明確に表明した「大阪都構想」について、私たちは一昨年9月から「堺市の未来と大阪都構想を考える」をメインテーマに4回の市民シンポジウムやフォーラムを地域の皆様とともに開催し、「堺はひとつ市民アピール」運動や市民宣伝など地域の世論形成に努力してきました。これらの取り組みでは、元市特別職や元市議会議員、連合自治会長の皆様など幅広い方々が立場や思想信条の違いを超え、「政令市・堺の解体に反対」の一点での協同が広がっています。

 しかし、住みよい堺をつくる自治の発展と、働きがいある市役所づくりの議論と運動はまさにこれからです。

 今年は、参議院選挙、堺市長選挙の年であり、日本の未来、堺市の未来にとって歴史的に重要な意味を持つ一年となります。

 皆様の積極的な議論をベースに職場の団結と組合組織の強化、地域との連帯を大切にし、引き続き取組みをすすめたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。