3・11後の日本―強奪の資本主義
震災復興、原発・自然エネルギー問題、TPP・・・(12月21日付け)
関西勤労者教育協会が毎年行っている「新春学習集会」。
今年は大阪市立大名誉教授の林直道さんが「3・11後の日本―強奪の資本主義」というテーマでお話しします。
【歴史的特徴と日本経済大転換の結節点を解明! 】
日本の資本主義はどのような特徴をもちながら、どう変化し、そのことが今日の状況にどう影響しているかを平易に解き明かすし、格差社会の蔓延など、「新自由主義」がもたらす現代日本の病根を奥深くからえぐりだし、地域経済の活性化や生活重視型への日本経済の転換など、日本社会の発展に何が必要かを説きます。
林直道さんは経済学博士。日本で唯一の恐慌論の研究者であり、60年以上にわたり日本資本主義のメカニズムを研究されてきました。
その一方で、百人一首の研究者として有名だったりもします。
また、1923年生まれで、もう88歳とかなりの高齢ですが、年齢を感じさせない面白くユーモアもありわかりやすくお話しをされます。
大阪商科大学在学中の1942年には、戦争に批判的な学生への大弾圧(大阪商大事件)の際には治安維持法違反容疑で検挙され、絶対天皇制権力による言論弾圧の貴重な経験者でもあります。
TPP・震災復興・原発問題など、課題山積の2012年。
林さんのお話を聞いて、情勢を正しく深く認識しながら運動するためにも、ぜひご参加ください!
2012年 勤労協「新春学習会」
3・11後の日本―強奪の資本主義
と き 1月6日(金)18時45分開会
ところ 大阪市立北区民センターホール
講 演 林 直道 大阪市立大学名誉教授
主催:関西勤労者教育協会