社会を変える力を身につける
いま、賃金や労働時間をはじめ、あらゆる面で労働条件が後退し、雇用そのものも破壊され非正規の労働者が激増し、完全失業者は300万人を超え、実質仕事についていない人も含めると1000万人になります。仕事がないほどつらいことはありません。生活に必要な「お金」が入らない.社会に「役立つ」ことなく日々が過ぎていく。こんな悲しくつらいことはありません。
一方で、命が奪われそうなほど過密で長時間働かされている「過労死予備軍」は自営業も含めて600万人、年金や医療・介護など社会保障も後退し「格差と貧困」の社会になりました。
こんな社会にしてしまった政治への批判が高まり、ついに09年8月の総選挙で、自民・公明の政権を退場させ「社会は変わり」ました。ところが480議席のうち308議席も獲得して圧勝した民主党の政治は、なんと期待はずれで国民の中に失望どころか、怒りがうずまいています。
いま改めて人間とはなにか、人間社会とはどのようなものか、どんな歴史をたどってきたのか、本当に良くなるのか、どうすれば幸せな社会が、人間らしく働き生きることのできる世の中を実現できるのか考えたいと思います。
社会を変える力
-人間とは、人間の社会とは、その発展法則を学ぶ-
講 義 日 10月5日(水)~ 12月14日(水)
毎週水曜日、全10回 18時30分~20時30分
講義会場 サンスクエア堺
主催:堺教室実行委員会・関西勤労者教育協会
申込は組合事務所まで