堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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被災地支援活動ボランティア手記①

「段差あり!50キロ規制」が続く

ヘッドライトに曲がったガードレールが目に入る

4月24日から29日まで、自治労連支援センター(陸前高田市)にて、被災地支援活動のボランティアとして堺市職労から池尾書記次長が参加しました。その手記を掲載します。

4月25日10時

東京で意志統一会議

31名(内大阪8名)が資料を見ながら真剣に現地の様子や仕事内容に耳を傾ける。救援物資の御用聞きや、ケガに大注意の瓦礫片付けなど、当日の朝に決まることが多いので体力をたくわえて臨んでくださいとの説明。

宮城県松島海岸、岩手県大船渡市、陸前高田市の3班に分かれての救援活動で、私たち大阪自治労連が派遣される陸前高田市が途中1回乗り換えで最も遅くなり、「晩御飯は無理かも?」にみんなが大笑い!とっても明るい出発式でした。

4月25日15時46分

松島海岸

宮城での救援班が下車。目の前の海岸には瓦礫と壊れたボートが…岩手班の誰かが「陸前高田はこんなもんじゃないんだろうな…」ちょっと武者震いしました。

4月25日16時48分

岩手県に入りました

「段差あり!50キロ規制」がずっと続いてます。かなり段差すごくて、油断していると体が浮き上がったり横ズレします。

4月25日22時29分 就寝前

陸前高田市にて

自治労連支援センターに午後8時35分到着…10時間以上かかる…大船渡市から送ってくれた全労連の方が陸前高田市は比べものにならない状況だから気をつけてと励ましてくれる。ヘッドライトでひん曲がったガードレールが目に入る…

センターに着くとクリスマスライトの明かりが迎えてくれた!なんだかホッとしたし笑顔になれました。被災地の方との接し方が少し見えたような気がしました。

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(つづく)