適切な人員配置を 待遇の格差是正を 切実な要求に当局は応えよ
(5月29日付)
5月27日(月)、夏季闘争の諸課題の前進に向けて、職場から取り組んできた連名要請書の提出と要請行動を行いました。
要請行動では576筆(別途提出した水道労組、下水道労組分を含む)を提出しました。
厳しい職場の実態
要請行動では、保育所支部が「年度当初、短期臨時職員も欠員でスタートし、クラス運営も厳しい状況。体制確保を」と訴え。
職員支部からは「時間外労働が申請しにくい状況が生まれている。労働時間の適正把握の趣旨を正しく徹底させること、根本的な解決のための職員配置」を強く求めました。
教職員組合からは、「同じように次年度の赴任校に行くのに、正規職員は出張、講師は年次休暇になっている。講師の待遇改善をしてほしい」「支援学級の担任は、体力的にも精神的にも重労働。子どもの発達を保障する体制を」などの訴えがされました。
要請を受けて、土生総務局長は「切実な実態を聞かせてもらった。限られた時間のなかで何ができるか検討したい」、田所教育次長は「総務局ともども真摯に検討してまいりたい」と述べました。
要求の正当性に確信を
要員管理方針が「達成」とされるもと職場体制が厳しくなるなかでも、市長の辞職や改元対応など突発的なことへの対応にも職員は奮闘しています。
会計年度任用職員制度の交渉の行方を、当事者はもちろん、管理職を含め職場も大いに注目しています。
労働組合は団結が要求前進のカギ
組合員のみなさん。アンケートや連名要請書を交渉期終了までに組合に結集してください。
「生活改善につながる一時金の引上げを」「適切な労働時間の把握を行なえ」「夏季休暇の格差是正を」「非常勤、短期臨時職員のの雇用の安定、均等待遇を」「体制確保に責任を持て」の要求に団結して、29日の最終交渉に向けて、職場世論を高め、諸要求の前進に向けてがんばりましょう。