社会福祉の経験者採用表明
時間外勤務「情報を示したい」(7月5日付)
冒頭、募集職種と人数について、当局は左表のとおりとしました。
募集予定人数について
来年度の定年退職予定者は85名だが、一定の普通退職者を見込んでいる。
▼一般事務:要員管理方針上、再任用の不足が生じているため積み増し。また定年退職者のうち、その他事務及びその他技術からの振り替えも含む
▼社会福祉:積み増し
▼土木:機械、電気の定年退職者の一部を振替え
▼獣医:28年度に前倒し採用済
▼現業:不補充。それぞれの所管で協議を行っていると聞いている。
採用待機者の確保
当局:他の職種で代替が難しい専門職種について、予定人数に加えて採用待機者を決定する。今後、合格者を決定する中で判断したい。
任期付短時間
(社会福祉)も募集
今回の交渉において、当局は社会福祉について、職務経験者を募集することを表明。同時に、H29年10月1日採用で任期付短時間(任短)職員も募集するとしました。
当局:任短については、募集しても不足している状況であり、これまでも指摘を受けている。任短の経験を継続して市に活かしていただくよう経験者採用を予定している。経験者は、受験資格要件として3年以上の経験が必要だが、堺市任期付(社会福祉)職員ならば「1年以上」に短縮して募集した。
組合:経験を重ねた任短にも、正規としての任用の機会を設けたことは、一定受け止めたいが、今後も引き続き経験者採用が必要だ。
当局:次年度の募集について言及することは困難だが、今後社会福祉採用の際は経験者枠も前向きに検討していきたい。
時間外勤務の縮減
組合:夏季交渉で、市当局として「働き方改革プラン」(SWITCH)の推進を掲げたが、必要な情報等を提供いただきたい。
当局:SWITCHについては、各局で目標設定した。現在その報告を求めている。取りまとめ出来次第、必要な時期にお示ししたい。
組合:「レッドカード」について、職員自身にレッドカードが突きつけられることはないな。当局:あくまでも時間外命令を行うのは管理職。決して職員が対象となるものではない。
組合:特定の人に業務が偏っている印象の職場もある。過労死ライン超える時間外について最優先でなくすべき。
当局:管理職のマネジメントが重要。業務を属人化せずにチームで取り組み、是正したい。
最後に山道委員長より「今後来年度体制に向け支部交渉が行われるが、誠実に行っていただきたい」「社会福祉について一定の策が講じられたことは真摯に向き合っていただいた結果と受け止めるが、間尺に合っているとは思えない。労働組合として職場の声を代表して届けるので引き続きやり取りを」と述べ交渉を区切りました。