堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

堺市職労(堺市職員労働組合)ブログです。

4月24日、人員体制交渉

厳しい人員体制認識して

責任を果たしていただきたい(5月15日付)

4月24日、総務局長出席のもと、広報さかい5月号での職員採用募集にあたり、人員体制について交渉を行いました。

 冒頭、当局から28年度末の定年退職者数、29年度採用予定数(6月26日試験分)について説明があり、28年度末の定年退職者数は各職種合計85名、これに対し6月25日実施予定の採用試験での採用予定数は、86名+若干名(別表参照)が示されました。

 募集人数の根拠について当局は、各部局の業務計画、退職者数、再任用職員の状況、年齢構成等に留意して決定したとしました。

各職種について

社会福祉生活保護ケースワーカーについて、一般事務を専門職に置き換えること、児童相談所社会福祉の要望があり6人とした。

▼機械及び電気:募集人数が定年退職者に満たないが、今後B日程で職務経験者採用を行う予定。また、原局の要望で一部を土木に振り替えて募集している。

▼司書、保育士:B日程で募集を行いたい。▼獣医師:28年度に採用したので、29年度は採用予定なし。

学芸員:B日程での募集実施に向けて精査したい。

▼調理・現業:実施する予定はない。欠員については、再任用の配置や委託等対応をはかっていきたい。

再任用の確保

 また、再任用職員の未配置については、今年度は99ポストであることが示されました。

 当局は、「再任用の確保については、本市の普通退職者や他市のOB等を再雇用することとし、25名の任用を行ったが、絶対数が不足している現状」「常勤職員については、要員管理方針の計画よりも多くしている」としました。

 交渉団は、「当局も一定の努力をしているとは思うが、職員は厳しい人員体制のなか、苦労している。そのことを認識いただきたい」と指摘。

 当局は、「再任用のポスト未配置は、短期臨時職員が代替している。職場のみなさんにはご苦労をかけていると思っている」と表明しました。