連名要請書を積み上げ改善を勝ち取ろう(9月15日付)
本日は、「短期臨時職員の賃金の引き上げ等を求める要求書」に基づく第2回団体交渉日です。
各機関役員は18時半に組合事務所にご集合お願いします。
第1回交渉では、平成18年度に比べ、短期臨時職員数が1・17倍となった事実を示し、いまや、なくてはならない職となっていると追及。要求書に基づき、最低賃金をただちに千円に引き上げること、休暇制度を含めた処遇改善、専門職の賃金改善についてやり取りしました。
主なやり取り
短期臨時職員の業務
当局:円滑に業務を運営するうえで、様々な業務で活躍してもらっている。社会情勢の変化もあり、以前と比べて業務内容も多様化している。
賃金引上げの水準
当局:最賃は1つの目安だが、雇用の状況、近隣市や民間の動向、正規職員の賃上げの状況などを総合的に勘案して対応したい。一旦、最賃ベースで引き上げたうえで、今後の推移を見ていきたい。
休暇制度を含めた処遇改善
当局:今の堺市の制度が著しく悪いとは思っていないが、今後、雇用の状況等をふまえ、適切な勤務条件について、種々検討していきたい。
一般事務と専門職との均衡
当局:(専門職の賃金は)一般事務の単価をベースに専門性を考慮して決めてきていることは認識しており、引き続き何ができるか検討していきたい。
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当局は、短期臨時職員の職務について、業務内容の多様化を認めつつ、最賃引上げの水準については、「最賃ベース」(883円)を出るものとはなっていません。
交渉でこの状況を突破するためには、連名要請書など、短期臨時職員の担っている実態など、職場の声を示す必要があります。本日、連名要請書の最終提出日です。お手元の要請を組合事務所までお届けください。
これまでの経過
7月27日 厚生労働省最低賃金審議会目安小委員会が最低賃金の引上げについて、全国加重平均を時給24円引き上げと確認
8月23日 大阪地方最賃審議会開催。10月1日より、大阪の最低賃金が883円となることを答申(最終決定)。
8月25日 堺市職労が、「短期臨時職員の賃金の引き上げ等を求める要求書」を当局に提出。
9月7日 第1回交渉
9月8日 要請書1次集約分608筆を提出。