行動することが歴史を動かす
「おこぼれ経済」という神話に別れを告げる
(2月3日付)
1月29日、サンスクエア堺において、関西労働学校「おこぼれ経済」という神話に別れを告げる・堺教室 プレ企画が開催され、「どうなるどうする!!この日本、そして私たちの暮らし! ~人間らしく働き、生きるために~」と題して関西勤労者教育協会副会長の中田進さんが講演されました。
講演では、「総選挙結果は『自民の圧勝』。しかし、内実は、得票で比例区33%、有権者比では17%しかなく、議席も得票も後退。小選挙区制における偽りの議席といえる。そして、『第3極』は1000万票減となったが、安倍首相と橋下氏は、『改憲』と『都構想』での連携を強めている」とし、一方で「堺で始まった一点共闘が沖縄でも『辺野古新基地NO』のうねりとなり、新しい政治の方向が示され、政治の変革が始まりつつある。まずは『政党助成金』『小選挙区制』をただすことが緊急の課題である」と強調。
暮らしと経済の問題では、「15年度予算案や経済の数字を具体に示しながら、アベノミクスが大企業をぼろもうけさせ、富裕層に富を集中させていること。その一方で、実質賃金が下がり暮らしの破壊がおこっている。格差と貧困の拡大に怒りを。その怒りをたたかいへとかえることが求められている」と語りました。最後に、「総選挙では、『アベノミクス』を争点にした安倍内閣。『おこぼれ経済の神話』を暴き、景気回復、平和への道を明らかにしよう。行動することが歴史を動かす。そして、働きかけることが大切である」と訴えて講演を終えました。
労働学校堺教室(年3回開校)は今期、「『おこぼれ経済』という神話に別れを告げる堺・経済学教室」と題して受講生を募集中です。
堺教室は2月12日~4月16日(毎週木曜日)18時30分~全10回でサンスクエア堺で開校します。2月19日には、特別講義「世界はどう動いているのか!」をジャーナリストで元朝日新聞記者の伊藤千尋さんを迎えて行います。
12日・19日はオープン講義となっていますので、未受講生もぜひご参加ください。
詳しくは、組合事務所まで。