堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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職員活性化条例等 交渉開催に至らず

本日、緊急要求書提出へ(6月11日付け)

 「堺市職員及び組織の活性化に関する条例(案)」などをめぐって、緊迫した状況が続いています。当局が「上程したい」と言明していた期日である本日にいたるも、交渉開催には至っていません。組合では、これまでの経過から明らかになった問題点を具体的に整理し、要求書を提出していきます。

 「条例案」をめぐっては、夏季闘争の回答交渉が開催された5月25日、交渉終了後まもなくに、当局が組合に対して「申し入れ」を行ってきました。

 組合は、「条例案」の内容以前の問題として、5月議会での上程ありきで当局が組合に対して申し入れを行っていることを重視し、労使合意なく上程することは断じて認められないと厳しく指摘してきました。

 急きょ開催された6月6日の交渉でも、組合から、人事評価制度に関わるこれまでの経過に触れながら、当局の認識を質し、これまで当局自身、人事評価制度試行に当たって、「検証し、労使協議・労使合意ですすめていく」と言明してきたにもかかわらず、今回の条例案策定の過程でこれらが欠落していることを指摘。まずは検証結果や職員の理解・納得について客観的資料を示すよう求めてきました。

 また、組合では、7日夕方に、人事委員会事務局に対し、「条例案に関する意見の申出にあたっての要請書」を提出しました。

 議会上程日とされる11日へ、実質「最終日」であった8日に至るも、当局からは勤勉手当に反映しても問題ないという資料も見解も示されないまま経過。本日11日を迎えています。

 組合では、この事態を踏まえ、8日夜に緊急執行委員会を開催。当局姿勢や条例案の問題点について、協議のうえ、少なくとも合意できる内容に見直すこと、それができないのであれば議会上程を見送ることを柱とする「緊急要求書」を、本日午前、当局に提出することを決定しました。