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係長級昇任試験・2次試験結果通知

11月27日付

3回ルールで14人が振り出しに

厳しい体制で係長職への負担感増す

 係長級昇任試験の2次試験結果が、11月19日に通知されました。

合格率は例年並み

 今回の2次試験は、186名(昨年度比16増)が受験。1類(年度末年齢30~33歳)が59名、2類(同34~44歳等)が127名、性別では男性が131名、女性が55名。最終合格者数は昨年度比11名増の68名で、合格率は36・6%(昨年33・5%)。ここ数年と同程度でした。

ました。

 最終合格者数の内訳は、1類が15名(合格率25・4%)、2類53名(同41・7%)と1類に比べて2類の合格率が高い傾向に変化はありません。性別では男性が48名(合格率36・6%)、女性が20名(同36・4%)。例年は女性の合格率が男性を上回る傾向でしたが、今年はほぼ同じ合格率となりました。

3回ルール大きな負担

 係長級昇任試験はH23年度以降、いわゆる「3回ルール」が導入され、受験者の大きな負担となっています。今回も3回目受験となる28名中半数の14名が不合格となりました。

 これまで当局は、意欲と能力を前提に、ポスト数に応じて合格者を絞り込んできました。

 30歳以上の職員の役職者割合はH27年度56・8%が、R1年度は54・7%と約2%低下。人員体制が厳しくなる中、役職者を絞ることで、係長職への負担感が増しています。執行部は、通常の努力で合格できる制度をめざし、引き続き改善を求めます