堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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大阪総がかり集会

広がり深まる共同(11月11日付)

11月3日、大阪の扇町公園で、「輝け憲法!いかそう9条!」おおさか総がかり集会が開催され、全体で12000人(堺市職労から6人)が参加しました。

 オープニングは「MIC SUN LIFE」による「格差なくせ」「生きがいってなんだ」などメッセージ性あふれるラップのパフォーマンス。

 「立憲勢力を伸展させるために」のテーマで京都大学大学院教授の高山佳奈子さんが講演。「京都アニメの放火事件など凶悪犯罪は、死刑など厳罰を増やしても決して無くならない。事件の背景には格差や貧困の広がりがあり、民主主義を強め、政治を変え、社会を変えていくことが根本的な解決方法」であることを強調しました。

 沖縄平和運動センター議長の山城博治さんは、「10月31日の首里城の消失で県民は深い悲しみにくれている。昨年8月に翁長知事を失ったことに続いての苦難だ。しかし、私たちは、翁長さんの遺志を継いだ玉城知事を誕生させたように、必ず首里城を再建する。辺野古の新基地建設と並行して、アジアの弾薬庫というべき軍事拠点が宮古島に作られようとしている。建設阻止のために全力を上げる」と力強く表明しました。

 市民分野のスピーチでは、「核兵器廃絶の取り組み」「原発賠償関西訴訟のたたかい」「森友事件追及の運動」「『カジノあかん』の行動提起」が語られました。

 国会議員・政党からは、立憲民主党辻元清美衆議院議員日本共産党清水ただし衆議院議員社会民主党服部良一衆議院議員が連帯のあいさつでマイクを握り、「大学入試への英語の民間試験の延期は野党共闘の成果」(辻元議員)、「原発を巡る利権が明らかになっている。『原発は、ワイロよりも廃炉』が府民の声だ」(清水議員)と訴えました。