堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

堺市職労(堺市職員労働組合)ブログです。

堺市人事委員会に職場連名要請書を提出

9月30日付

19日、職場の思いを集めた「2019年の職員の給与等に関する報告及び勧告にあたっての職場連名要請書」第1次集約分を佐野書記次長から人事委員会事務局長へ提出しました。

全ての労働者の生活改善につながる勧告を

 堺市人事委員会・南委員長あての職場連名要請書では、堺市職員の給与等の報告及び勧告にあたり、憲法で保障された労働基本権の一部を制約されている代償措置として人事委員会による報告・勧告制度が設けられている趣旨を踏まえて、堺市に雇用される全ての労働者の生活改善につながる勧告を行うなど、住民の安全・安心をはじめとする公務サービスを維持するために必要な勧告を要請しています。

 提出に際し、佐野書記次長は、「署名には1000人以上の職員の願いがこめられている。とかく『指標』や『平均』などで賃金を議論しがちだが、労働組合の要求の基礎は生活給。堺市に働くすべての労働者の生活改善につながる勧告を求める」と述べました。

 これに対し、射手矢事務局長は「いただいた要請については真摯に受けとめて、人事委員会の各委員にもきっちりと報告したい」と応えました。

まだの職場は大至急

 8月の人事院勧告では低額ながら6年連続のプラス改定になっています。最低賃金の引き上げ幅は、この間で最大の28円です。

 10月上旬と予測される今年度の人事委員会勧告は、堺市に働く全ての職員の賃金労働条件はもちろん地域の民間賃金にも影響します。

 連名要請書を全ての職場で取り組み、賃金労働条件の改善、働きがいある職場・仕事づくりにつながる勧告を運動の力で引き出しましょう。