秋の臨時国会へさらに!(7月23日付)
安倍政権が狙っている憲法改正の発議について、次の焦点が秋の臨時国会に移ったことを踏まえ、「9条改憲NO!全国市民アクション」は、全国署名の次期集約を9月30日としました。
通常国会では阻止
7月10日現在、全国署名は1800万筆を超え、大阪では136万筆に達しています。
市民アクションは、この間、国会でも市民と野党の共闘が進む中、安倍政権による通常国会での改憲発議を阻止したことに確信を持ちつつ、次の焦点となる今秋の臨時国会でも発議を阻止することができれば、改憲の実現は非常に困難になり、署名が3000万筆に達すればとどめをさすことができる、としています。
堺憲法のつどいに
木村草太さん
「ILOVE9条堺」も7月14日に堺憲法のつどいを開催し470人が参加しました。
ゲストの木村草太さん(首都大学東京教授)は次のようなわかりやすい例え話で9条改憲の本質をつきました。
◆失敗しやすい行為には「注意しましょう」の貼り紙をする。国家が「戦争・人権侵害・独裁」の3つの失敗を冒してきた歴史を踏まえて、そうならないように注意している貼り紙が憲法です。
◆教育無償化なんて憲法に書き入れなくても、小中学校の教科書代は無償でしょ。それに「無償教育の導入」はすでに国際規約で約束していますよ。国民投票にかかる850億円を奨学金にまわすほうが有効なのにね。
◆9条にどう自衛隊を明記するつもりなのか、政権にとっては安保法制を国民投票にかけるような危険な賭けでもあるのです。
また会場で提起された大阪北部地震と西日本豪雨災害の救援募金は16万円を超えました。
職場での署名をさらに推進します!
堺市職労でも、全国署名を各職場にお願いしてきましたが、まだ署名が届き切っていない職場もあります。
あらためて職場のみなさんに署名の推進を提起させていただきますので、ご協力をお願いします。