４月２５日付
本日、４月に着任した土生総務局長出席のもと、人員体制問題について交渉を開催します。働き方改革ＳＷＩＴＣＨでの時間外勤務の削減と、引続く要員管理方針による人員削減により、職場では仕事が回らないとの声があがっています。真の意味での働き方改革を実現するための責任ある回答が求められます。
昨年度策定された堺市職員「働き方改革」プランＳＷＩＴＣＨにより、平成29年度時間外勤務の前年度比２割削減、平成33年度実績で年間時間外勤務３６０時間超職員をゼロにすることが目標とされています。一方、人員体制については、この間「平成31年度までに常勤職員と再任用職員を合わせて４８００人体制とする」要員管理方針が掲げられ、「人口一万人あたりの職員数を20政令市中で最少にする」「スリムで筋肉質な組織をつくる」ことが強調されてきました。
本日の人員体制交渉では、昨年度から始まったスイッチの取組みや今年度体制についての状況、今年度退職予定者数や採用予定職種と採用予定者数を明らかにするとともに、「要員管理方針」を抜本的に見直し、必要なところには職員を増やして精確な業務執行と長時間労働の是正が可能な体制確立を求めます。
同時に、今年度採用募集で導入される育児休業正規代替制度の具体化、再任用職員の未配置とその確保策、労働者の半数代表者から「常用代替」と指摘された派遣労働者のポストの是正など、やり取りを行ないます。
