堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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災害対応、振替で発言続く 身近な課題をいざ交渉へ!

第1回拡大中央委員会を開催(10月27日付)

10月25日(水)本庁地下職員会館大会議室で、第1回拡大中央委員会を開催し、秋季闘争方針等を提案・可決。たたかう方針を確立しました。

 議長に、K中央委員を選出。 開会にあたり、山道委員長は「9月24日投票の堺市長選挙では全国、府下から多くの支援をいただき、自主的支援の立場で取り組んだ。今後、私たちはより責任をもって堺市政に向き合いたい。引き続き、是々非々の立場でのぞむ」とあいさつ。また、衆議院選挙後、改憲の流れの加速が予想されるが、憲法9条と平和守る運動に力を果たしたいとしました。

 続いて林田書記長から「17年秋季年末闘争方針(案)」と「17年秋季年末一時金等要求書(案)」を提案。

T中央委員

 本日も、今池水みらいセンター下水管の閉塞問題で、上下水道局は一丸となって頑張っている。ご支援よろしくお願いする。

 そのことに関わって3点要求する。一つ目は、勤務後一定時間の休息を義務付ける「勤務時間のインターバル制度」。職場では、22時から9時まで危機対応、9時から通常勤務に就いている方もいる。一睡もできない。有休で対応すればよいとの考えもあるが、制度で対応すべきだ。

 2点目は、通勤手当。例えば午前2時の呼び出しなど、公共交通機関がない時間帯の場合、自家用車等のガソリン代の整理が必要。

 3点目。南海本線樽井駅~尾崎駅間の線路陥没問題では、当局は「代行バス通勤を」というが、それでは確実に1時間遅れてしまう。阪和線での代替も本数が少ない。マイカー通勤者もおり、一定何か考える必要がある。

U中央委員

 「原則振替」の徹底が強調されているが、本来同一週に振休を取得すべき。前4週、後8週は範囲が広すぎる。個々の事情での振替取得は否定しないが、そもそも振替、代休って何やねんと問題提起する必要がある。そうしないと単に「休暇を流すだけ」となり、ワークライフバランスとは何かということになる。組合として追及を。

 二つ目は、悪天候時の出勤命令や交通手段について。今回の開票事務では、台風のためタクシー出勤の方もいた。事前に取扱いを決めておく必要がある。私も交通手段のない方を帰りに送ったが、当局は職員の善意に甘えているのではないかと、不信につながる。当局にしっかりぶつけていってほしい。

林田書記長答弁

 今回の投開票事務及び災害対応が大変な事態と改めて認識できた。

 インターバル制度は、要求書のとおり、「時間外勤務の終了時から翌日の勤務開始時まで、11時間の休息時間の確保を義務付けること」等を求めていきたい。

 深夜や悪天候時の呼び出し、また樽井問題では、みなさんやむを得ないこととして対応しているが、こうした職場の声をニュース等で顕在化させて取り上げていきたい。

 振替について、今回の投開票事務と台風対応について改めて確認したが、人事当局は、「原則振替」との回答から一歩も出ない。振替は、あらかじめ振替日を決定することとなっているが、実態は、事後に職員が休む日を決めている。このことをただすと当局は、「その方が職員にとって使いやすい」との認識。振替取得に厳格な要件を定めている市もある。 組合員が思っていても、自分の中で納めている問題を取り上げていきたい。みなさんもぜひ声をお寄せいただきたい。