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子育てなど日記(8)

3月16日付

 現在子どもは5歳10か月。はっさくを風呂で食べています。その種を集めて、木を育てると張り切っていて、ぼうっとしている父が種を誤って捨てないように、「たねわすてないでね これがおねがい」と注意書きを貼り出してくれています。

 さて、「ウワサの保護者会」という、教育評論家の尾木直樹さんが、「子どものオシャレ どう見守る?」「男の子の育て方どうすればいい?」など、小・中学生の保護者の方々と子育てや教育について語り合うNHKの番組があります。

 先日見た番組は、「親のがん どう伝える?」がテーマでした。

 親は、子どもに心配をかけまいとして、あるいは子どもに言っても分からないだろうと、自分ががんであることを隠すケースが往々にしてあります。

 しかし、子どもは親のようすや心の変化を感じ取っていること、場合によっては、「親は何で言ってくれないんだろう」「自分が悪いから親が病気になったんじゃないか」と子どもが思い詰めることもあると紹介されていました。

 専門家からも、親が隠さず伝えることが大切であるとのアドバイスがありました。

 僕は、1年半ほど前、病気で1か月入院したことがありました。

 その時、子どもは僕が入院しているということを受け止めていたように感じます(もちろん僕では分からないさまざまな葛藤が子どもの心にあったと思いますが)。

 大事なことは、自分の病気の状況や、がんばっている子どもに感謝の気持ちを伝えることなんやろなと思いました。

 国立がん研究センターがん対策情報センターの13年データによると、生涯でガンと診断される確率は男性で62%、女性で46%ですが、一方で60歳までの現役世代のうちにガンになる確率は10人に1人以下

とのことです。

 とはいうものの、がん以外の大病を患うこともあり、その時子どもにどう接するのか考えなあかんなと「みかん、お風呂に持ってきて」と子どもに言われ、おろおろとみかんを探しながら思うのでした。