堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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短期臨時職員アンケートに取り組みます

ぜひご協力を

2月28日〆切(2月16日付)

堺市職労は、短期臨時職員アンケートに取り組みます(2月28日〆切)。処遇改善に向け、ぜひご協力お願いします。 

 堺市には昨年4月1日現在、965人の短期臨時職員(アルバイト)が勤務しています。

 堺市職労では、この間、短期臨時職員懇談会を月1回行い、仕事の内容や制度への想いなどの要求や実態を意見交換しています。その中で、短期臨時職員の方に一度アンケートをお願いするという事になりました。ぜひご協力お願いします。

処遇改善求め交渉

 昨年8月23日、大阪の最低賃金は883円と確定されました。

 堺市職労は、すべての職場に「短期臨時職員の賃金引上げ等を求める要請書(連名要請書)」を配付し、1,421筆の署名を堺市当局に提出しました。これを背景に、昨年「すべての短時間臨時職員の単価の引き上げを求める要求書」を当局(堺市人事)に提出。時間額1000円以上などを求めて、9月に2回の団体交渉を行いました。

 「平成18年度と比べると短期臨時職員の人数は1・17倍になっている」こと、「短期臨時職員が緊急・臨時の職だけでなく、本格的な業務を行っている実態にあり、職場でなくてはならない存在となっている」など、仕事の実態に沿って訴えました。

 しかし、組合が求める時間額1000円以上との要求に対して、堺市当局は「近隣市や民間の動向、正規職員の賃上げ状況などを総合的に勘案して対応したい」とし、「一旦、最賃ベースで引き上げて今後の推移を見ていきたい」と10月1日より、全職種の時給10円(日給100円)の賃上げをすることにとどまりました。

 大阪では堺市よりも高い賃金水準の市が6市あり、夏季休暇がある市もあります。私たちは引き続き要求・交渉を重ねて行きたいと考えています。

運動で改善しよう

 短期臨時職員の働き方をめぐる制度は、例えば、通勤費の算定基準を1か月定期券の価額とするよう見直しされる(12年4月~)など、これまで当事者が声を上げることで少しずつ改善されてきました。

 一人ひとりの声が、今後の交渉で具体的な改善を迫っていく力となります。ぜひアンケートにご協力をお願いします。なお〆切は2月28日です。

 同時に、この春闘期に、最低賃金全国一律1,000円以上を求める声を大きく広げる運動にも取り組みます。

組合員・職員のみなさんのご協力をお願いします。