0~3歳の合計睡眠時間国際比較(9月30日付)
2010年に行なわれたインターネット調査(3万人)によると、日本の子どもの睡眠時間(昼寝+夜の睡眠)は11時間37分と、最も長かったニュージーランドに比べて1時間短かったそうです。
これは、睡眠不足の可能性が高いと言えます。親の長時間労働などの社会的背景が原因と指摘されています。
睡眠不足は、深い眠りであるノンレム睡眠時に分泌される成長ホルモンへの悪影響があるとされ、発達の遅れや情緒不安定につながるとされています。
重要なのは、生活リズムと質の良い睡眠をとれる環境です。朝早く起こして窓越しに朝日を浴びさせると、体内時計がセットされ、生活リズムが付きやすくなります。大人も子どもも充分睡眠がとれる社会や生活環境が大切ですね。