時間外勤務について(5月19日付)
時間外勤務の理由
「突発的な仕事」54・7%が1位。全ての年代と大半の支部でも1位となっています。2位は「仕事量が多い」38・8%。30代、40代では4割半ばの回答率でした。支部別では福祉衛生、保育所、建設合同が4割を超えています。3位は「期限に間に合わせる」31・9%。年代、支部を問わず概ね3割前後の回答でした。4位は「時間外でないとできない」30・1%。これは支部別の差異が大きく、保育所では7割を超えました。「手際が悪い」5・2%、「無駄が多い」1・3%となっており、少なくとも現体制では時間外を縮減する余裕が小さいことが伺われます。
時間外縮減の有効策
「正規職員増員」が68・7%でダントツ。支部別では保育所が9割台で正規・非正規混在職場で高い回答率となっており、年代的に非正規が多い60代でも最多回答率でした。まだ5月とはいえ、早期に正規職員増が求められます。2位は「業務の平準化」36・5%。支部別で建設合同、水道、下水道といった工事関連部署が高率となっています。3位は「作業の効率化」33・2%。20代以下では4割半ばの回答率でした。4位は「職場の雰囲気づくり」19・5%。30代以下では3割近い回答率となっており、上司や先輩の雰囲気が与える影響が大きいと考えられます。「臨時、任期付職員増員」9・3%、「派遣職員の雇用」3・5%と非正規職員の活用は正規に比べて明らかに少数となっています。また「ノー残業デー徹底」10・2%、「所属長の事前命令」2・8%と少数で、当局が行っている時間外縮減策について有効性は疑問です。