堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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当局、任期付職員を募集

コマギレ採用をやめ正規職員を

(12月3日付)

 広報さかい12月号で、任期付職員、任期付短時間勤務職員の募集が掲載されています。執行部は、募集にあたり、協議を行っています。

 募集されている職種や人数、任用根拠は市職労ニュース12月3日付のとおり。

募集の概要

①事務(被災地派遣):

復興事業の継続により任用する。

②保育士:民営化対象保育所に任期付保育士(フルタイム)を配置するもの。

③事務:「百舌鳥・古市古墳群」の世界文化遺産登録に向けた推薦書(英文)作成及び登録に向けた調整業務。

④建築:(仮称)三国ヶ丘駅前庁舎・本庁舎敷地内市民駐車場等整備事業における庁舎建設に係る業務、本庁舎(高層館)大規模修繕計画・更新に関する業務、市有建築物の建築に関する業務。

⑤司書:サービス拡充の維持(開館時間の延長)に従事。

十分な支部協議を

 執行部は、新規の募集となる事務(世界遺産関連)及び建築について、専門性が求められる業務内容であり、技術や経験の蓄積が十分にはかられるのか懸念があると指摘。人員体制に関わることであり、今後も十分な支部協議を求めました。

背景に要員管理方針(表は12月3日付ニュース参照)

 当局が掲げる要員管理方針により、この間人員体制が減らされてきました。

 当局は、不断の業務見直しを前提としつつ、「充実すべき部署には増員を行うなど、適正な人員配置に努めている」としていますが、この3年度をみても、実際の常勤職員数は方針上の目標常勤職員数より増加しているものの、年々減少しています。

 さらに、再任用職員については、方針上の目標数も大きく下回っている状況が続いています。

 改めて、市民サービスを充実させるために、正規職員を適切に採用せよと強く求めます。