堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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あなたの「はてな?」に答えます

職場から寄せられた疑問にお答えするコーナーです

Q:VDT作業時の休息について

(12月1日付)

 

 

Q データ入力や報告資料の作成などパソコンを使う割合が多い仕事なんだけど、ずっと入力していると目が疲れてきて・・・休息ってとっていいのかな?

A 堺市は、パソコン機器でデータの入力・検索・照合等、文章・画像等の作成・編集・修正等、プログラミング、監視等を行う作業(VDT作業)にあたり、「VDT作業における労働衛生管理のあり方(VDT作業ガイドライン)」(平成23年改定)を定めています。

 同基準では、①一連続作業時間が1時間を超えないようにし、1時間について15分程度の作業休止時間(作業を中断しリラックスして、作業中の姿勢と反対に身体を動かすこと、適度の動的運動を行うこと等のために要する時間)を設けること、②1日の作業時間は4時間を限度とするとされています。

 また、原則として週3日以上、1日2時間以上VDT作業に従事する者に対しては、作業配置前又は定期(年1回)に健康診断を行うとしています。

 その他、作業密度に応じて、作業休止時に利用できるスペース(休憩室等)を設けることや、遠望できる窓や外気に触れることができる設備を設けることが望ましいとされています。

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 現在の職場状況では、VDT作業の比重が高まっていますが、作業にあたっては、特に目の疲れに対し、適切な休息が必要です。管理者(所属長等)が作業環境管理・作業管理そして従事者の健康管理を行うことは必要ですが、職場で声をかけあって雰囲気づくりを行うことも大切ですね。