堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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より良い幼稚園・保育園・子育て支援施設を!

子ども・子育て支援新制度に向けて

(7月17日付)

 7月12日、福保労大阪地本、大阪自治労連等の5団体の共催で、「子ども・子育て支援新制度(以下『新制度』)」の来年4月の本格実施にむけて、「『子育て支援』の充実を求める夕涼みパレード」が行われ、約100名の参加がありました。

 この間、子ども・子育て支援の関係者、保護者が「安心して子育てしたい!」「より良い幼稚園・保育園・子育て支援施設を!」などの社会的なアピールが関係者への行動提起となり、世論の関心が高まることをめざして進めてきました。

 福保労の保育士による踊りで始まった、大阪市北区の野崎公園での出発前集会では、市町村の条例制定等にむけて、より良い子育て支援が実現されるよう運動を強めようと呼びかけられました。

 また、大阪自治労連関連評学童保育指導員連絡会の畠中琴代さんが、「学童保育の現場では、指導員の専門性や継続性が求められているにも関わらず、『新制度』の国基準ではそれが曖昧になっている。自治体任せにしないで、私たちが積極的に制度について提起していきましょう」と訴えました。

 大阪市内の民間保育所の保護者は、「わが子の入所申請時、区役所の担当の方に『入所できなかった時のことは、考えておられますか?』と言われ、唖然として『どうしたらいいのですか?』と問い返すと『認可外をさがすしかないです』と言われ、とても不安になった」と、入所申請での出来事を語られ、「新制度」の実施により、保護者の不安が広がってはならないこと、ほとんどの保護者が「新制度」について知らされていないことを訴えました。

 また、自治労連保育部会の役員による「『新制度』で保育所はどうなるの?」の寸劇が披露され参加者全員で学習をしました。