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堺市立病院機構労働組合春闘最終交渉

賃金、有期雇用職員の雇用期限等の回答出る

(3月20日付)

 堺市立病院機構労働組合堺市職労病院支部)から1月23日に病院側に提出していた要求書に対する交渉が、2月13日、27日、3月13日に行われ、次の最終回答が示されました。

①診療報酬のマイナス改定、消費税率の引上げなど苦しい状況だが、堺病院の経営判断として、定期昇給は実施する。

②夜間看護等手当については、今後も引き続き協議したい。

③有期雇用職員の最大3年の雇用期限について、看護助手・クラーク・保育士・准看護師の4職種については、勤務評価による選考のうえ4年目以降の雇用を可能とする。

④職員のモチベーションの向上策として、特に人材育成や福利厚生事業を充実する。

⑤年末年始及び祝日を代休制とすることについて、必要な人員を増やしてきていることから、4月から試行することとしたい。

 人員増について病院側より「正規職員は、独法化後に200名以上増員してきている。そのうちの正規看護師数は、120名近くの増員で、昨年度より51名増員で4月をスタートできると考えている。今回の増員で、夜勤の改善にも効果が出てくると考えている」と答弁があり、確認を取り交わしました。

 回答確認後に組合から「新病院への移行前後の病院運営、特に業務量・業務内容等の増加への対応について今後も引き続き積極的に協議を行っていただきたい」と申し入れを行い、病院側から「業務が輻輳することになる。職員の協力を得て、皆さんの職場を守るため全力を出していきたいのでよろしくお願いしたい」と返答があり、春闘交渉を終了しました。