堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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人事評価第4回交渉開催②

当局「今回の結果をもとに検証を必ず行いたい」 (9月25日付) コツコツと頑張っていることについての評価  当局は「“頑張っている”意味合いが抽象的であるが、コツコツと取り組んでいるだけでは頑張っているとは言えない。何か改善・見直しについて取り組んでいる点を、評価者が常に意識し伸ばしていく土壌にしないといけない。アピールにかかわらず見出し、評価する積極的な姿勢をもってほしい。また、評価できる評価項目を検証したい」と述べました。  交渉団からは、「要員管理により、ルーチンワークの職場も削減がすすめられ、対応に手一杯で、改善する余裕がない。そもそも人材育成できる体制にせよというのが職場の声」であること、人材育成・組織力向上というなら、個人の手当への反映だけが方策とは思えないという趣旨から、「それこそルーチン業務での高評価があるというなら、取組事例を紹介し、組織として共有することが必要ではないか。今の制度では、その仕組みが見えてこない」と指摘しました。 検証の時期  こうした指摘に対し、当局は、「5年間の試行や、本格実施にあたっての全局でシュミレーションを行い、一定、見直すべきは見直してきた。ただ、現在の形は最終形ではない。今回の結果をもとに検証を必ず行いたい」としました。  検証作業の時期については、「フィードバック後、検証作業に入れるよう最大限努力したい」としました。 フィードバック後の検証含め引き続き協議を  最後に山口副委員長から、「今回の交渉での我々の主張を踏まえた上での回答だと受け止める。期末面談の時期が迫っており、職場に通知を行い、事務を進める必要があることは認識している。アンケートは、フィードバック後ただちに行っていただきたい。現時点ですべての内容について労使合意できるものとはなっていない。フィードバック後の検証を含めて具体的中身について引き続き協議し、労使合意に向け最大限努力していただきたい」と指摘。  当局は「指摘は認識している」と応じ、交渉を終えました。