堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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新たな主査選考エントリー状況

経過に基づく改善を求める (3月13日付)  新たな主査選考制度のエントリー状況が明らかになりました。 春闘交渉のやり取り  係長級昇任選考(新たな主査選考制度)の状況について、春闘交渉後、報告がありました。  春闘交渉時、当局は、「対象者の意欲が低下しているわけではないと思うが、エントリー状況は昨年より下がっている。具体的に示せる段階ではないが、交渉経過を踏まえ、精力的に検討したい」と述べました。 ◆新たな主査選考制度  今年度も45歳以上の行政職給料表適用者、30歳以上の現業職及び福祉職給料表適用者が対象となっており、希望者はエントリーシートを提出することとされていました。 ◆エントリー率の低下  エントリー率については、全体で昨年度比4・8%の低下。50歳代については、22・2%と、6・1%低下しています。女性のエントリー率についても、12・5%と8人に1人しかエントリーしていません。  昨年度の昇任率が50歳代で9%にとどまったことも影響していると考えられます。  この間職場からは、「昨年、エントリーしてもらえるように声かけしたが、あの結果にとどまり、声かけできない」(管理職)など、モチベーションの低下を懸念する声も上がっています。 ◆交渉経過を踏まえて改善を  当局は1月30日の賃金カット等交渉時にも、「新たな主査選考については、長い間提案できていないことは申し訳ない。今しばらく時間をいただき、使用者責任を果たす立場で案をかため、今後協議していきたい」と述べています。  新たな主査選考制度について、制度創設に至った経過を踏まえたものとなるように粘り強く当局に求めていきましょう。