堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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独自要求書提出~青年部

青年の実態に沿った待遇改善を

(11月5日付)

 11月1日、「2012年秋季年末・一時金等要求書」等と併せて、「2012年青年職員の勤務労働条件の向上についての要求書」を教育長と総務局長宛てに提出し、3名の青年部常任委員が代表して参加しました。

 6日には、上下水道事業管理者宛てに提出する予定です。

青年部独自要求書の完成まで 

 4月18日付の本紙でも報じた「青年部員・1~6年目職員 要求・職場実態アンケート」。

 アンケートは、「交流企画を通して表出した、青年職員の悩みに答えること」、また、「労働組合活動の体験と見える化」を目指して取り組み、88名の青年職員等から回答をいただきました。

 青年部では集まったアンケートの回答をもとに、6月から9月末までの間、8度に渡る常任委員会での議論を経て、9月28日の定期総会で「2012年青年職員の勤務労働条件の向上についての要求書」が決定しました。

青年部独自要求書の概要

 要求書では、①職場環境について(トイレ、仮眠室、空調設備、パソコン)、②人員・勤務時間・休暇制度・労働安全衛生・福利厚生等について(短期臨時職員、任期付短時間勤務職員、時間外勤務の縮減、適正な人員配置、要員管理方針)、③賃金について(大阪府内・政令市で比較して低位にある給与水準の改善を行うこと、堺市職員により適した給料表の見直しを行うこと)を掲げています。

当局は青年職員の声を真摯に受け止めよ

 総務局長に提出の際、池側青年部長より、「要求書を作るにあたって、30歳以下及び1~6年目の職員を対象にアンケートをとった。ここには青年職員の声が詰まっている。真摯に受け止めてほしい。4月にアンケートをとったので、中身では給与削減について触れられていないが、職場では人員が減らされる中、青年職員を始め、全職員が頑張っている。それにも拘らず、こんな提案がまかり通るようでは、堺市に人材が集まらなくなる。しっかりと受け止めてほしい」と述べました。

 総務局長は、「2012年秋季年末・一時金等要求書」等と併せての答弁で、「しっかり読ませていただく。職場の実態が厳しいことも聞かせていただいた。給与削減の申し入れに関しては、充分な説明ができず、申し訳なく思っている。限られた時間ではあるが、精一杯、協議していきたい」と述べました。