堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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時間管理・休暇制度等で交渉を行う~堺病院労組

出退勤の時間管理、連続休暇など取得問題、有期雇用職員の休暇制度等

(8月20日付)

 7月26日、8月9日の両日にわたって、より働きやすい職場、働いていて良かったと実感できる堺病院をめざして、病院労組執行委員長を先頭に、病院側と交渉を行いました。

 勤務時間の管理と休憩の付与について、病院側から「労働基準法に基づき、時間外勤務により、実働時間が8時間を超える場合には、通常の45分の休憩に加えて、さらに15分の休憩を労働時間の途中に与えることが、使用者(所属長)としての責任である。労働基準法を守るために、このことの周知徹底を図っていきたい」との回答がありました。

 交渉団として「労働基準法を守り徹底することは非常に大事なことで、理解できる」と返答。しかし、「労働基準法を遵守するというならば、出勤時の前残業の超勤問題をどうするのか。この問題については、組合として、今後も引き続き解決をするよう求めます」と始業前のサービス残業撤廃を強く申し入れました。

 続いて、リフレッシュ休暇(夏季休暇)や有給休暇の取得が非常に難しい状況になっていることを追及。病院側は「休暇の取りにくい状況を早急に分析していく」と回答しました。

 独立行政法人になり、新たな雇用形態の有期雇用職員の休暇制度について交渉団から「独立行政法人になる前から交渉のたびに要求している、有期雇用職員の子育て支援制度について『無給の方向ではあるが子育てしながら働き続けてもらえるような制度を作る』と回答しているが早急にその内容を示すべき」と、再度強く申し入れました。

 病院側から、夜勤制限制度の夜勤回数などについての申し入れがあり、もう少し具体的な提示が必要であると返答し、次回の交渉、8月23日(木)に持ち越すことを確認して、交渉を終了しました。