7月31日付
普段は、どうしても目の前の会議や活動をこなすのに汲々として、手を拡げることに躊躇いがありましたが、日々黙々とこなしているだけでは息切れしてしまうと思い、オンライン学習講座労働組合たんけん隊受講に踏み切りました。6回の講座の内、5回出席できました。
ありがたいことに、各回ごとに、週を跨いだ金曜日と土曜日のどちらに参加してもよいという運営にも助けられました。コロナ禍を経て、組合でもオンライン会議が必須となりつつありますが、オンラインで受講できたのも参加のハードルが下がりました。
北は北海道から、島根県のグループ参加のメンバーなど、講座後の感想を聞いていると、同じような悩みを抱えながら、全国でがんばっている仲間がいるのだと、参加するたびに、励まされていました。
さて、印象深かった内容を少し紹介させてもらうと、「関係構築の基礎スキルーあいさつ・雑談、そして対話」というテーマです。
ただでさえ、仕事が過密になり、家族や自分自身の時間を割いて、活動に参加されている役員や組合員さんのエネルギーを、いかに変化につなげていけるかという、自身の問題意識にズバッとかみ合う内容でした。
社会をよくしたいと大勢取り組んでおられて、簡単に変わるなら世話がありません。変化を起こす、ものごとを勝手に決められないためにはパワーが必要。力を大きくするには、仲間との関係性の質を高める、つながりづくり、そしてあいさつと雑談(ムダ話)が鍵になるという、当たり前のような話をかみ砕いて提示してもらいました。あいさつ・ムダ話から、変化を作り出す対話へ、ご迷惑にならないよう実践したいと思うのでした。
(H)