7月3日付
6月26日の人員体制交渉では、保育教諭やCW配置基準、会計年度非常勤欠員、総務サービス課の時間外などもやり取りしました(続報)。
組 配置基準がある職種(CW、保育教諭等)の現在の配置状況と、基準を満たせていない職種の配置の見通しは?
当 こども園に配置する保育教諭は、国において今年度から4・5歳児の配置基準を30:1から25:1に見直しが図られた。ただし、当分の間は従前の基準により運営することも妨げない経過措置が設けられており、従前の配置基準は満たしている。なお、現在採用試験を実施している令和7年4月1日採用は、改正後の配置基準を満たすために必要な7人を含んで募集人数を設定している。
当 生活保護CWの標準数に対する充足率は令和6年度は75%。
配置基準を満たせていない職種については、引き続き確保に努めるとともに、CWについては、中区事案に係る検証委員会の報告や策定された取組計画も踏まえつつ、必要な採用数の確保に努める。
組 会計年度任用職員の欠員について、夏季交渉以降の状況は?
当 従前のポスト数の考え方に基づき、7月1日時点の見込は、朝夕の保育教諭で35名、看護師で6名の欠員。また、障害支援区分等認定調査員1名、家庭相談員2名、女性相談員1名の欠員。朝夕のポスト数の考え方については、朝夕だけでなく日中の会計年度任用職員や任期付職員など多様な任用形態を活用し、欠員解消に向けた取組を実施している。組 朝夕では逆に増えている。一刻も早い欠員解消を重ねて求める。
組 会計年度非常勤は9月末までに任用できなければ時間額となり更に確保が難しくなる。当局としてどのように努力するのか。また、任用されてもすぐに退職してしまう課題について、どのように分析し対応するのか。
当 引き続き、一人でも多く確保できるよう、広報さかいや求人サイト等を活用して、随時募集するなど確保に取り組む。
当 退職してしまう課題については、退職理由が体力面や業務内容など個人によって事情があると思うが、募集要項に職務内容の詳細を記載し、ミスマッチを防ぐなどの対策も検討したい。
組 職員の頑張りに甘えていると言わざるを得ない。体制確保は人事当局の責任。異常事態である。
組 夏季交渉での「保育教諭の負担軽減策等について所管部局とともに協議」との回答について、三者(保育所支部・子育て支援部・人事部)の協議状況は?
当 子育て支援部より、組合役員改選後に支部との着任交渉を予定しているため、協議の場の設定に関する提案と今後の進め方について相談すると聞いている。
組 定額減税補足給付金事務について、現在の体制と今後の体制の見込みは?
当 6月24日時点で、総務課職員を含む13名体制、うち兼務職員が7名で業務を実施している。今後の見込みは7月中に支給開始、11月末完了予定のため、年内を目途に段階的に兼務を解いていく予定。
組 総務サービス課の時間外勤務の状況と、今後のめどは?
当 4月実績では、月100時間超の職員は5名(最高は180時間超)、5月実績では、月80時間~99時間の職員は1名、月100時間超の職員は4名。
来年1月から新たな業者と契約を行う予定で進めている。
組 過労死ラインをはるかに超える異常事態だ。早期解消を求める。
(つづく)