堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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今年度の試験実施にあたり説明受ける

昇任時期選択制度
職務経験者受験資格
一部見直し(6月26日付)

今年度の係長級昇任試験1次試験は9月7日に実施されます。通知にあたり、執行部は、今年度の変更点について説明を受けました。

 

 当局から係長級昇任試験通知にあたり、係長級昇任時期選択制度変更について説明を受けました。


昇任時期選択制度とは
 係長級昇任時期選択制度は2023(R5)年度合格者から適用された制度で、本人の申出により昇任時期を最大3年度送らせることができます。「2次試験合格後の昇任時期に関する希望を尊重することにより、職員の勤務意欲の向上及び組織の活性化に資することを目的とする」とされています。
制度概要 
○対象者 ★追加
(1)本人又は配偶者が出産予定(妊娠中)

(2)小学校就学の始期に達するまでの子を養育する者
★(3)要介護者について2週間以上の期間にわたり介護をする者
★(4)不妊治療に係る通院等を行う者
○選択権
 選択権は2次試験合格年度を含めて最大3回まで行使可能(R6年度合格で3回行使ならR10年4月1日昇任)。
※翌年度4月1日時点で対象者非該当の場合は選択権はない。


職務経験者等受験資格
 また、今年度より、職務経験者等の受験資格が変更されています。
受験資格
年度末年齢40歳以上
①40歳以上~51歳未満のうち、年度末在職期間が2年以上7年未満
②51歳以上のうち年度末在職期間が2年以上4年未満


 執行部は、昇任時期選択制度については、一定評価できるものと考えています。
 一方で、「意欲や能力等が備わった」者を登用するとしつつ、実際はポスト数に応じて任用されていることから、組合執行部は「通常の努力で合格できる」「職員に負担をかけない」制度へ、引き続き改善するよう求めていきます。