堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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組合員のみなさん 新年あけましておめでとうございます

1月4日付新年号

 

  「新年明けましておめでとうございます」。
 定型のあいさつですが、「おめでとう」という言葉がはばかられる年明けとなりました。2020年、新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい、今もとどまることがありません。日本では1月末に1人目の感染が確認されて以降、2月末には全国の学校一律の休校要請があり、4月には国内に緊急事態宣言が発令され、5月25日に宣言は全国で解除となりましたが、7月末からの第2波、11月初旬からの第3波と続き、今なお緊急事態宣言発令時の5倍、6倍というペースで感染者数が増えています。ワクチンの開発が行われ、イギリス、アメリカと接種が始まっていますが、これが世界中に広がるのかどうかは今後の推移を見守るしかありません。
 コロナ禍は私たちの職場も直撃しました。3ヶ月近くの一斉休校で「家にいる
子どもたちの保護をどうすればいいのか」という問題がまず浮上し、市場から消えたマスクの確保、テレワークによる出勤抑制、感染が疑われる場合の出勤の取扱いなど課題が次々と上がり、人事当局との交渉が継続した1年でした。労働組合は、住民の命とくらしを守る最前線で奮闘する職員の勤務・労働条件を守るため、3月と5月に緊急要求書、8月に「新型コロナウイルス感染症に関する要求書」を提出するなど、職場の声に基づき運動に取り組みました。
 大阪では、コロナ感染が広がるもと、大阪市廃止を問う5年ぶり2度目の住民投票が11月1日に行われました。世論調査では賛成が上回っていましたが、広範な運動で真実を広げ、結果は反対が上回り、民主運動が勝利する歴史的な取り組みとなりました。
 今年も激動の1年になることかと思いますが、昨年までと変わらずみんなで取り組むことを大切にしてすすめてまいりたいと考えています。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
堺市職員労働組合
執行部一同