係長級昇任試験
年齢、内容、3回ルール見直し(6月17日付)
今年度の係長級昇任試験の実施が通知されました。執行部は、一定評価しつつも課題について指摘しています。
労使協議で改善
係長級昇任試験制度は昨年度、制度の改正案が示され、3月30日の春闘交渉で見直しが回答されました。
今年度の試験
○昇任試験の対象年齢の引下げ(30歳~44歳を基準日令和3年3月末現在27歳~39歳に)
※40歳からは昇任選考
〇基準日の満了で在職が2年以上となる者
〇職務経験者は、基準日現在40歳以上で、基準日の満了で在職が2年以上4年未満の者も含む
○試験内容
事務職と技術職・専門職の試験区分の分類及び試験内容の概要(ニュース6月17日付のとおり)
技術職・専門職は、筆記試験の範囲を狭め、2次試験での選考を重視します。
〇一般事務
▼1類:市政全般35問、一般法令15問、行政一般10問、小論文
▼2類:市政全般23問、一般法令10問、行政一般7問、小論文
〇技術職、専門職
▼1類:市政全般40問
▼2類:市政全般30問
〇試験日
9月5日
○1次試験免除期間
(ニュース6月17日付のとおり)
40歳以上既合格者の不公平感の考慮など指摘
執行部は、今回の試験制度改正については、一定評価できるものと考えています。
一方で、合格者数を確保しないと絵に描いた餅となること、1次試験を合格していた40歳~44歳の方が突然対象外となったことで生じる不公平感について考慮することを指摘しています。